フィリピン・セブ島での散骨とお墓参り~故人を弔い旅行も楽しもう~

執筆者:Tomo

フィリピン・セブ島での散骨とお墓参り~故人を弔い旅行も楽しもう~

目次

フィリピン・セブ島の魅力

先日、弊社の海外リゾート散骨プランのひとつであり、世界的にも有名で人気のあるリゾート地「フィリピン・セブ」で散骨を執り行いました。

・フィリピン散骨https://sea-forest-ceremony.com/philippines

関連記事:【海外リゾート散骨~フィリピン・セブでの散骨~

セブは、透き通る海と青い空、そして1年を通して常夏な気候に恵まれています。
年間平均気温は25〜35℃程で、Tシャツ半ズボンで過ごせることも人気の秘訣です。

6月~12月が雨季、1月~5月が乾季とされています。雨季といっても、日本の梅雨のように1日中止まない雨に悩まされることはありません。1日のうち1回スコールが起きる程度です。

また物価が安いことも魅力のひとつです。一般的にセブの物価は、日本と比べて約1/3と言われていて、費用を抑えて旅行をすることができます。

そして成田国際空港や関空国際空港であれば直行便が出ています。東京国際空港(羽田)からでしたら、マニラの「ニノイ・アキノ国際空港」を経由します。フライト時間は約4~5時間と短いので、気軽に行けるリゾート地として定評があります。時差も1時間なので、時差ボケになる心配もありません。

アメリカの大手出版社【コンデナスト社】の2020年の発表によると、セブは「世界で最も魅力的な島アジア部門」で「第1位」だったそうです。

セブ島の観光名所

セブでの散骨後、ご遺族でお墓参りとしてセブへ旅行をすることがあるかもしれません。
そこで今回はセブの主な観光名所をご紹介します。

・サンペドロ要塞


サンペドロ要塞といえば、セブ観光のツアーに必ず含まれているほどの有名スポットのひとつです。セブ市のダウンタウンにある歴史博物館で、フィリピン最古の要塞でもあります。

中に入ると、1階には中庭と展示スペースがあり、サンペドロ要塞やセブの歴史に関する資料が展示されています。かつてセブは、スペイン、日本、そしてアメリカによって支配されていた島です。複雑な歴史を見つめてきたサンペドロ要塞の背景を知りながら建物を見学することで、より身近に感じることができます。

2階は要塞の壁を一周できるようになっていて、海に向かっていくつもの大砲が設置されています。また壁に使用された建築材料を観察すると、サンゴ石が使われていることが分かります。セブの要塞ならではですね。

サンペドロ要塞は、1565年スペイン領メキシコ総督府から来た「ミゲル・ロペス・デ・レガスピ」による、セブ島植民地化の開始により建設が始まったと言われています。要塞の名前は「サンペドロ(San Pedro)」となっていますが、これはレガスピが乗っていた船の名前に由来するそうです。

また砦の門には1738年と書かれていて、この年に完成したことを表しています。完成までに約200年もかかったんですね。

1937年から1941年までは学校として、第二次世界大戦中は捕虜収容所や負傷者のための緊急病院としても使用されていました。戦後は陸軍キャンプとして使用されていましたが、1950年以降にセブガーデンクラブが権利を引き継ぎ、内部を整備して中庭を作りました。

1957年頃は、中庭に動物園が作られたこともあります。今では、ウェディング会場としても利用されています。また、夜にはライトアップされ、石畳の要塞がロマンチックに演出されるため、デートスポットとしても人気となっています。

サンペドロ要塞

・サントニーニョ教会


サントニーニョ教会は、サンペドロ要塞の西側にあります。正式には「Minor Basilica of the Holy Child of Cebu」と言い、フィリピン最古の教会であり最も尊敬されるローマカトリック教会のひとつです。

フィリピンは東南アジア唯一のキリスト教国で、フィリピン人の90%以上はキリスト教徒です。そのうち約83%がカトリックを信仰しています。

初めて世界一周航海をしたと言われている「フェルディナンド・マゼラン」がセブ島に上陸した際、セブ王と妃に洗礼を行ったことがきっかけで、キリスト教が広まったとされています。

サントニーニョ教会は、フィリピンにキリスト教をもたらした場所で、フィリピン人にとって特別な場所となっています。サントニーニョとは、少年時代の「イエス・キリスト」のことを指し、教会の中に安置されているサントニーニョ像には奇跡の力があると信じられています。また毎週、金曜日と日曜日にはミサが行われ、セブ各地から大勢の信者たちがお祈りをしています。

またサントニーニョ教会に隣接している礼拝堂の中には「マゼランクロス」が収められています。マゼランが洗礼を行ったときに使われた十字架です。サントニーニョ像と同じく、マゼランクロスもセブの人々にとってとても神聖なものとされています。
マゼランクロスの一部を削って煎じて飲むと、どのような病気も治してくれると信じられていた時期もあったそうです。

ちなみにサントニーニョ教会ではノースリーブが禁止されています。入り口で服装チェックがあり、肌の露出が多い場合は入場することができないので注意しましょう。

マゼラン教会

・カルボンマーケット


「セブの台所」と言っても過言ではありません。新鮮な海鮮や肉類、野菜、果物などがたくさん売られている食品マーケットです。

規模が大きく、また安く買い物できるので、セブだけでなく近くの島の人も買いに訪れます。いかにもフィリピンっぽい風景と雰囲気が楽しめる場所です。しかし貴重品管理を徹底して散策しましょう。

セブ島旅行の費用は?

「青くて透き通る美しい海」「真っ白な砂浜」というフィリピンを代表するビーチリゾートであるセブに「散骨」や「お墓参り」で訪れたいと考えている人もいると思います。

しかし気になるのが旅費です。リゾート地ではお金が掛かるような気がしますよね。
実は手頃な価格で楽しめるのがセブの魅力のひとつでもあります。

セブでは、ヨーロッパやアメリカなどのビーチリゾートのように、オフシーズンになれば一気に旅費が抑えられるということがないため、シーズンによる価格差はあまり考慮しなくても良いでしょう。

しかし、費用が比較的安く済む時期として1月、6月、9月、11月と言われています。

旅行費用で一番掛かるのが航空券代やホテル代です。この時期でしたら旅費を抑えて安く旅行することができるでしょう。

「長期休暇でないと無理」という人もいるかもしれませんが、セブは日本から5時間程で行けます。気が向いたり、急に故人に会いたくなった場合には、通常の週末休みに少し有給を加えて、お墓参りをしてみても良いかもしれませんね。

ちなみに2024年6月22日では、1フィリピンペソ2.71円となっています。

美しいリゾート地で故人を偲ぶ

近年、少子高齢化や核家族化の進み、お墓の在り方は「家から個へ」と変化しています。またお墓を持つ場所や選び方も多様化しています。

そして「故人との思い出の地にお墓を持ちたい」「自分が行ってみたい場所」などといった希望により、遺族や友人がお墓参りを兼ねて、旅行や観光を楽しめる場所にお墓を持つ人が増えています。ひろゆき氏もそうですね。

関連記事:【ひろゆき氏がハワイに散骨 海外散骨の意外な利点とは?

弊社ではセブやオーストラリアなどの海外のリゾート地で散骨を行っています。

海外リゾート地で散骨することによって、休暇を過ごす場所にお墓を持ち、お墓参りと共に旅行やレジャーを楽しめることからも「海外リゾート散骨」に注目が集まっています。

また「お墓が遠方にある」「忙しくてお墓参りできない」などの理由で、お墓参りの機会が減少しています。

しかし「週末を利用して旅行気分でお墓参りに行きたい」と思った場合、5時間で気軽に渡航できるセブはおすすめです。

「素敵な景色や自然に囲まれゆっくり故人を偲ぶ」「旅行を兼ねてお墓参りに出かける」「お墓参りを兼ねてレジャーや観光を楽しむ」など、海外リゾート散骨にはたくさんの魅力があります。

散骨すると「どこで手を合わせれば良いのかわからない」とも言われます。
しかし手を合わせられる素敵な場所があることで、より故人を想うことができたり心の拠り所にもなります。

主流や伝統に縛られず自由な選択肢を持って、お墓を選んでみても良いかもしれませんね。

まとめまとめ

1.弊社の海外リゾート散骨プランのひとつであるフィリピンのセブ島は気軽に行けるリゾート地として定評がある

2.セブの観光名所にはサンペドロ要塞やサントニーニョ教会がある

3.セブへの旅行費用が比較的安く済む時期は1月、6月、9月、11月と言われている

4.お墓参りを兼ねてレジャーや観光を楽しむことができるなど海外リゾート散骨にはたくさんの魅力がある

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