家族で守るお墓はもう古い？変わりつつある現代の供養のかたち

昔の日本では、「お墓」は家族のつながりを形にしたもので、代々受け継いでいくのが当たり前とされてました。しかし現代では、そうした価値観も次第に変わりつつあります。

・維持管理ができない
・跡継ぎがいない
・宗教やしきたりへの抵抗感
・そもそもお墓を建てる費用が高すぎる

こうした悩みを持つ人が増える中、「散骨」や「樹木葬」などの新しい供養方法が注目を集めています。

そんな中で生まれたのが、「teraumi（てらうみ）」という供養サービスです。

お寺と海海洋散骨、2つの想いに応える供養サービス「teraumi」

teraumiは、「お寺」と「海洋散骨」という、一見正反対にも思える供養のかたちを融合させた、新たな供養のかたちを生み出しました。

teraumiは、「有限会社 縁（えん）」が運営する供養サービスで、主に3つの特徴があります。

1.お寺への納骨＋海への散骨

故人の遺骨を粉骨し、一部を提携先のお寺に納め、残りは海へ散骨します。

自然に還りたいという故人の想いと、手を合わせる場所を残したいという遺族の気持ちの両方に応えることができます。

2. 宗派を問わず、誰でも利用可能

teraumiの納骨は、宗派や宗旨に関係なく利用でき、檀家になる必要もありません。継続的な管理費も不要なため、宗教的なしがらみを感じることなく供養を行えます。

また、法要は希望に応じて行うことができ、個別での法要も、他の方と一緒に行う合同法要も選択できます。利用者の事情に合わせて対応されています。

3. 提携寺院と散骨地の選択肢

納骨先となるお寺は、福岡や熊本、鹿児島など、いくつかの提携寺院から選ぶことができます。地元に近い場所を選んだり、足を運びやすい場所にしたりと、それぞれの事情に合わせて選択できるそうです。納骨後は、一定期間（7年～33年）、他の遺骨と合祀せずに個別で安置される仕組みになっています。

散骨の場所も、鹿児島湾や博多湾などから選べるようになっており、故人のゆかりの地や、お気に入りだった場所を選ぶ人も多いようです。場所を選べることで、より気持ちに寄り添った供養がしやすくなっています。

かたちも残せる海洋散骨サービス

「お墓はいらない」と考える人が増えてきた一方で、「何も残らないのはやっぱり不安」という声も多くあります。

とくに遺族の立場になると

・法要や仏事をどこで行えばいいのかがわからない
・子どもや孫に供養の習慣が残らないのではと不安
・「どこに眠っているのか」を語り継げなくなってしまう

といった気持ちが生まれることもあります。

teraumiの仕組みは、そうした迷いや不安に応えてくれるものです。
遺骨の一部をお寺に納めることで、「手を合わせる場所」をしっかり残すことができ、残りを海に散骨することで「自然に還る」という故人の願いも叶えられます。

これは、「手元供養」にも似ています。

遺骨の一部を自宅に保管して、大切に想い続けるような手元供養も、「形を残したい」「気持ちのよりどころを持ちたい」という遺族の想いから生まれたものです。

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納骨・海洋散骨・海外リゾート散骨という選択肢

teraumiもまた、物理的な「拠り所」を持ちながら、自然への回帰という現代の価値観に寄り添う、供養のかたちのひとつでしょう。

teraumiのように、自然への還りと供養の拠り所、その両方を大切にするサービスは、とても思いやりのあるかたちだと思います。宗派や形式にとらわれず、それぞれの事情や想いに寄り添いながら、安心して選べる選択肢があることは、とても心強いものです。

一方で、弊社が行う「海外リゾート散骨」は、形式にとらわれず、故人の願いや、思い出の地や憧れの国で見送りたいという遺族の想いに寄り添った、自由な供養のかたちです。

旅行を兼ねてお墓参りができることや、散骨地そのものが「また会いに行きたくなる場所」になることも、海外リゾート散骨ならではの魅力です。
忙しくてなかなかお墓に通えない方にとっても、気軽に訪れやすい「心の拠り所」になるでしょう。

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供養のかたちは人それぞれです。自分たちにとって無理のない、納得できる供養のかたちを、しっかり考えて選んでいくことが大切だと思います。