ヘルシンキの魅力と散骨後のお墓参り~フィンランドってこんな国③~

執筆者:Tomo

ヘルシンキの魅力と散骨後のお墓参り~フィンランドってこんな国③~

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散骨後のフィンランド訪問

弊社の散骨エリアのひとつであるフィンランドは、ムーミンやサンタクロースの故郷としても知られています。

先日の記事で、ひろゆき氏は「散骨する場所を自身が訪れたい場所にすると、お墓参りをしながら旅行ができる」というお話をしていたとありました。

関連記事:【ひろゆき氏がハワイに散骨 海外散骨の意外な利点とは?

そうです。フィンランドでの散骨後、遺族がお墓参りとしてフィンランドを訪れることがあることでしょう。そこで今回はフィンランドの首都「ヘルシンキ」の主な観光名所や食べ物をご紹介したいと思います。

フィンランドの首都ヘルシンキの主な観光名所

・ヘルシンキ大聖堂と元老院広場


フィンランドの首都ヘルシンキのシンボルです。ヘルシンキ中央駅からは徒歩10分くらいのところにある雪のように白いヘルシンキ大聖堂は、まさにフィンランドの美しや文化を象徴しているといえるでしょう。ドイツの宗教改革者マルティン・ルターが成立させたキリスト教プロテスタントのルーテル教会であり、ドイツのカール・ルートヴィッヒ・エンゲル氏により設計されました。完成当時は聖ニコライ教会と呼ばれていましたが、ロシアからの独立を果たした後にヘルシンキ大聖堂と改称されました。
屋根に飾られている12使徒の像が見どころです。ヘルシンキ大聖堂の中へ入ると目の前には、5,614本のパイプを使った重厚な造りのパイプオルガンがあり、こちらもとても魅力的です。

またヘルシンキ大聖堂の前には元老院広場があります。御影石が敷き詰められたフィンランド最大の広場で、ヘルシンキ市民の憩いの場として親しまれています。広場中央にはロシアの皇帝アレクサンドル2世の像が建立されています。ちなみにアレクサンドル2世の頭の上にはちょこんとカモメが乗っているんです。可愛い過ぎて反則です。また夏の広場ではよくイベントやコンサートも行われ、12月にはクリスマスマーケットが開催されます。グロッギ(ホットワイン)を飲みながら、マーケット巡りも楽しいでしょう。

・ヘルシンキ中央駅


フィンランドの鉄道VRや地下鉄、トラムの駅、バスターミナルなどが集まり、ヘルシンキの交通の玄関口として多くの人に利用されています。大きな時計塔がシンボルで、駅正面には左右に2体ずつランプを持った石像がいます。また初めて行った時に驚いたことは、切符を持っていなくてもホームに入れるということです。日本のような改札はなく、良心がなければそのまま電車に乗れてしまいます。(そんなことはしませんが、、)
駅舎は建築家のエリエル・サーリネン設計によって100年近く前に建てられ、電車のホームのデザインもとても素敵です。

・カンピ礼拝堂


ヘルシンキ中央駅から徒歩5分くらいのところにある木造の教会で、ナリンカ広場の南側にあります。近くには150店舗以上の店が入っている賑やかなカンピショッピングセンターもありますが、「静寂の教会」とも呼ばれているほど、礼拝堂の中はとても静かで、瞑想や祈りをするには最適な場所です。また2010年の国際建築賞に選ばれています。

・ヘルシンキ中央図書館


2018年12月にオープンしました。フィンランド独立100周年を祝う国の政策のひとつ、また国民への贈り物として、国会議事堂と対面する場所に建設された図書館です。2019年には世界一の公共図書館になりました。

3階建てのヘルシンキ中央図書館は、階ごとに雰囲気や機能が全く異なります。
1階は、EUで起こっていることを調べられるEUインフォメーションカウンターや、ヘルシンキの住宅や求人情報を検索できるヘルシンキインフォメーションカウンターが設置されています。
2階は仕事や制作、個室で会議やなどを行うためのフロアになっています。レコーディング機材も設備された音楽スタジオもあります。
3階は高い天井が白く波打っているデザインで開放感があり、「本の天国」というコンセプトになっています。テーブルでパソコン作業をする人やソファで読書をする人など、いわゆる普通の図書館と変わらない光景です。バルコニーに出ると、対面に国会議事堂が見え、その入口と高さが同じなのがわかります。フィンランドでは政治と同じぐらい、学ぶことが大切とされているからでしょう。図書館設立には、高い水準の教育を普及させて、国民が政治に参加する意識を共有させるという背景があるそうです。

・テンペリアウキオ教会


ヘルシンキ中央駅からは徒歩15分くらいで、「将来の夢はテンペリアウキオ教会で結婚式を挙げること」と言われているほど、ヘルシンキ市民にとって大切にされている教会のひとつです。1969年に完成し「岩(石)の教会」とも呼ばれていて、中に入ると岩に囲まれた円状の空間が広がります。まるで洞窟の中にある教会のような神秘的な雰囲気があります。また中央にはピアノが置かれていて、美しい音色も楽しむことができます。私が行った時はピアニストによる生演奏が聴けました。広い空間に響くピアノの音、そしてその音に包まれるような感覚がとても心地良かったです。

テンペリアウキオ教会

・スオメンリンナ島


スオメンリンナは、ヘルシンキのカウッパトリ (エスプラナーディ公園東のマーケット広場) からフェリーに乗って約15分で行ける世界文化遺産の島です。弊社では、スオメンリンナ島近海で散骨セレモニーを行うことが可能です。
実際の海洋散骨地域はこの辺りです。↓

https://maps.app.goo.gl/NGmTtvJffPX3uDecA

関連記事:【フィンランドってこんな国②~スオメンリンナ島を臨む海での散骨へ~

今回は6つの観光名所をご紹介しましたが、他にも美術館や博物館、サウナなど人気の観光スポットがあります。そちらはまた次回ご紹介したいと思います。

ヘルシンキのおすすめの食べ物

ヘルシンキには、約130年前にオープンした歴史ある屋内市場「オールドマーケットホール」があります。ヘルシンキ市民に愛されているこの市場は、魅力的なお店がたくさんあって、観光として楽しめる場所のひとつです。オールドマーケットの中ではカフェの他、魚、肉、パン、野菜、チーズ、お酒などのさまざまな食材が売られています。ライ麦パンにスモークサーモンが乗っているオープンサンドやトナカイのサラミまで売っています。

フィンランドの定番として、サーモンやトナカイの肉を使った料理があります。特にフィンランド語で「ロヒケイット」というサーモンスープはとてもおすすめです。フィンランドやヘルシンキでは、サーモンスープを食べられるレストランやカフェはたくさんあり、もちろんオールドマーケットでも食べられます。一度食べれば虜になってしまうハズです。またトナカイの肉は、フィンランドではスーパーで購入できるほどメジャーな食材です。トナカイの肉をソテーして、マッシュポテトとリンゴンベリーを添えて食べます。

フィンランド食事

フィンランドの老舗のチョコレートメーカーで知られる「Fazer」のお菓子も外せません。フィンランドでは、どこのスーパーでもFazerのお菓子がたくさん売られています。チョコレートメーカーだけあって、チョコレートは絶品です。またヘルシンキ市内に何店舗か「Fazer Cafe」がありますが、本店は「Fazer Cafe Kluuvikatu」となっています。朝はビュッフェとして、午後はケーキや軽食などが人気のカフェです。有名なGeishaチョコレートやムーミン関連のお菓子、Fazerチョコレートの量り売りコーナーもあり、お土産にもなりますよ。

自分が訪れたい国での散骨とその後の供養

ヘルシンキはフィンランドの首都でありフィンランド最大の街ですが、実際に訪ねてみるとその中心街はとてもコンパクトにまとまっています。トラムやバスなどの公共交通機関も充実してますが、お散歩しながら街の雰囲気を感じるだけでも十分に楽しめる街です。

話は最初に戻りますが、ひろゆき氏のように「自分が行きたいところに散骨して、旅行も兼ねて供養する」という価値観もあります。

関連記事:【フィリピン・セブ島での散骨とお墓参り~故人を弔い旅行も楽しもう~

故人を偲ぶ気持ちは変わらないけれど、それぞれ自分の思い思いの方法で供養をしても良いと思います。また供養とは人が亡くなったこと対して、自分の気持ちを癒すためのことであります。

関連記事:【散骨後の供養について~故人を偲ぶ~

関連記事:【海外リゾート散骨の魅力~フィリピン・フィンランド・オーストラリアでの散骨と供養~

関連記事:【グリーフケア~葬儀や供養で心を癒す

弊社の散骨エリアであるフィリピン、フィンランド、オーストラリア、どこも素敵な国です。自分が行ってみたい場所で散骨し、その後故人を想いお墓参りをすると同時に、その国の文化に触れることによって、故人を失った悲しみや喪失感が癒えていくかもしれませんね。故人を偲びながら、心に残る「祈りの旅」をしてみるのはいかがでしょうか。

関連記事:【海外リゾート散骨と海洋散骨の魅力

まとめまとめ

1.フィンランドでの散骨後、遺族がお墓参りとしてフィンランドを訪れることがあるかもしれない

2.ヘルシンキの観光名所としてヘルシンキ大聖堂やテンペリアウキオ教会などがある

3.フィンランドの食べ物ではロヒケイットとFazerのチョコレートは外せない

4.自分が行きたいところに散骨して旅行も兼ねて供養するという価値観もある

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