海外散骨事情~イギリス・リゾート地編~

執筆者:Tomo

海外散骨事情~イギリス・リゾート地編~

目次

イギリスのリゾート地と散骨文化

イギリスは、美しい自然や歴史的な街並みが魅力の国であり、多くのリゾート地が点在しています。南部のボーンマスやブライトン、コーンウォール地方のセント・アイヴス、ウェールズのテンビー、スコットランドのロッホ・ローモンドなど、海や湖に面した地域は観光地としてだけでなく、静かな環境の中で故人を偲ぶ場所としても選ばれています。

近年、日本では火葬後の遺骨を墓地に埋葬するのではなく、自然に還す「散骨」が注目されています。特に、海外での散骨を希望する人も増えており、イギリスのリゾート地での散骨は、新たな供養の形として注目されています。イギリスは散骨に関して比較的寛容な国であり、海や湖、公園などでの散骨が可能です。

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また、散骨を行った場所が家族にとって新たな思い出の地となり、定期的に訪れることで供養の一環となることもあります。イギリス旅行を兼ねたお墓参りという新たなスタイルが、遺族にとっても意義のあるものになりつつあります。

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イギリスのリゾート地と散骨

イギリスには美しい海岸線を持つリゾート地が数多くあり、観光だけでなく散骨の場としても選ばれています。特に海洋散骨が広く認められており、ボートをチャーターして沖合で散骨セレモニーを行うことが可能です。散骨後のお墓参りとして訪れる遺族が、ゆったりと過ごせる環境が整っていることも魅力のひとつです。

・ボーンマス


ロンドンから約2時間の南海岸に位置するビーチリゾートで、7マイル続く砂浜と温暖な気候が特徴です。ボートを利用して沖合での散骨セレモニーが可能です。散骨後はビーチ沿いのメモリアルベンチで故人を偲ぶ時間を過ごすことができます。

・ブライトン


「ロンドンのビーチ」として親しまれ、海洋散骨が一般的なエリアです。沖合での散骨が選ばれることが多く、ブライトン・ピアからの眺めが美しいため、故人が愛した海を訪れる機会としても適しています。市内には記念碑や追悼スペースがあり、散骨後の供養の場としても利用されています。

・セント・アイヴス


コーンウォール地方にある港町で、青い海と白砂のビーチが広がる美しいリゾートです。海岸の静かなエリアでは、プライベートな散骨が可能であり、芸術の街としても知られるため、穏やかな環境の中で故人を偲ぶことができます。テート・セント・アイヴス美術館やギャラリー巡りも楽しめ、散骨後の訪問が家族の特別な思い出となるでしょう。

・トーキー


「イングリッシュ・リヴィエラ」と称される温暖なリゾート地で、海岸沿いの穏やかなエリアでの散骨が可能です。ミステリー作家アガサ・クリスティの生誕地としても知られ、文化的な背景を持つ土地としても魅力的です。散骨後には、ヨットハーバー沿いのカフェで家族が故人を偲びながら静かな時間を過ごすことができます。

・スカーバラ


イギリス最古の海辺のリゾート地であり、歴史と自然が調和する観光地です。港の沖合で散骨が行われることが多く、城跡が海を見下ろす絶景スポットやビーチが広がり、遺族が静かに故人を偲ぶのに適しています。2つの湾に広がる美しい海岸線と温泉施設もあり、供養と観光を兼ねた訪問がしやすい場所です。

このようなイギリスのリゾート地では、散骨後に訪れる遺族がリラックスして過ごせる環境が整っており、単なる供養の場ではなく、家族の思い出の地として大切にされることが多いのが特徴です。

イギリスでの散骨とお墓参りを兼ねた旅行

弊社が行っている海外のリゾート地での散骨は、現地の美しい自然環境の中で故人を偲ぶことができる供養方法です。故人を自然に還し、その地を家族の思い出の場所として訪れることで、供養の時間をより特別なものにすることができるでしょう。

散骨を行ったリゾート地を訪れ、ビーチを散策したり、カフェでゆっくり過ごしたりすることで、故人とのつながりを感じることができます。

たとえば、ボーンマスやブライトンのビーチ沿いを歩きながら、故人を偲ぶ時間を過ごすことができます。また、セント・アイヴスのアートギャラリーやトーキーの歴史的な街並みを巡ることで、思い出の地を家族で共有することができます。

このように、海外リゾート散骨は、遺族にとってただの弔いではなく、旅を通じて故人を偲ぶ機会となるのです。これまでのお墓参りとは違い、年に一度の旅行としてその地を訪れることで、故人と過ごした思い出を振り返りながら、新しい思い出を作ることができます。

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イギリスでの代理散骨のご案内

海外での散骨を希望していても、実際に渡航して散骨を行うのが難しい方や、現地での手続きに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。弊社「海と森のセレモニー」では、イギリスでの代理散骨を承っております。ご家族に代わり、適切な手続きを踏みながら、現地の自然環境に配慮した散骨を実施いたします。

ボーンマスやブライトン、セント・アイヴスなどの美しい海で、故人を自然に還す散骨セレモニーを行います。ご遺骨は丁寧に粉骨処理を行った後、海へと還し、散骨証明書を発行いたします。また、ご希望に応じてセレモニーの写真や動画を提供し、ご家族がその場に立ち会えなくても、安心して故人を見送ることができるよう配慮いたします。

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大切な方を自然に還し、その地を新たな思い出の場所として大切にするお手伝いをいたします。
イギリスでの散骨をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめまとめ

1.イギリスのリゾート地は散骨の場として選ばれ、供養と旅行を兼ねた新たな弔いの形として注目されている

2.イギリスのリゾート地は散骨の場としても利用され、故人を偲びながら供養と旅行を兼ねる新たな選択肢となっている

3.海外リゾート散骨は、故人を自然に還し、供養と旅行を兼ねて思い出の地を訪れる特別な供養方法

4.弊社「海と森のセレモニー」では、イギリスでの代理散骨を承っております

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